即効性が期待可能な「レビトラ」
レビトラは、レビトラの次に誕生したED治療薬であり、アスピリンで有名なドイツのバイエル薬品の阻害剤です。
日本では、2004年4月より販売が開始されており、レビトラで効果が見られなかった人でも効果が期待できるED治療薬です。
バイアグよりも価格は割高になっており、レビトラ50mgの市場価格が1500円前後に対して、レトビラ20mgの市場相場は2000円前後となっています。
ちなみにレビトラという名称は、フランス語で男性定冠詞の「le」、ラテン語で生命を意味する「vitra」に由来しています。
レビトラの有効成分
レビトラの有効成分は、「バルデナフィル」という成分で、当成分を含む量によって「5mg」、「10mg」、「20mg」の3種類があります。
バルデナフィルが含まれているバルデナフィル塩酸塩水和物は、水に溶けやすい性質であるため、3つのED治療薬のなかで一番即効性が期待できます。
バイアグラの後に販売された医薬品だけあって、食事の影響を受けにくい、副作用が軽微などの改善がなされています。
ただし、レビトラが食事の影響を受けにくい条件は、700kcal以下で、かつ脂肪が30%以内の食事の場合であり、厳しいには変わりありません。
また、制限内の食事を心がけても、空腹時に服用したほうが体内への吸収は良くなるため、薬の効果をより引き出すことが可能です。
レビトラの効能・効果
レビトラは、パッケージに炎のマークあるように、即効性があるのが特徴で、バイアグラが服用後30分以上かかるのに対し、レビトラは15分から30分程度で効果が表れてきます。
効能はバイアグラと同じように、海綿体の血管へ血液の流入を促進させると同時に、勃起を解消させる酵素の働きを阻害する効果があります。
したがって、バイアグラと同様、性的興奮や性欲増進を得る精力剤ではないので、性的興奮・刺激を受けないと勃起しません。
あくまで服用後に性的興奮を伴った後、勃起する動作をサポートしてくれる治療薬です。
また、レビトラ20mgは糖尿病の方にも有効な効果が得られるデータもバイエル薬品から提供されているため、バイアグラやレビトラ10mgで効果が見られなかった人でも期待できます。
<<ED治療薬一覧>>
ED治療薬 | バイアグラ | レビトラ | シアリス |
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服用のタイミング | 空腹時 | 空腹時 | 空腹時以外も可 |
効果が出るまでの時間 | 30分~1時間 | 15~20分 | 1~3時間 |
効能期間 | 4~6時間 | 4~6時間 | 20~36時間 |
平均価格(1錠) | 1,300~1,500円 | 1,500~2,000円 | 1,700~2,000円 |
ジェネリックの処方 | ○ | × | × |
主な特徴 | ED治療薬No.1の実績 | 効果が早い | 効能期間が長い |